2008年03月26日

ジェマ・イスラミアの脱走幹部、まだ見つからず。

テロ組織「ジェマ・イスラミア」の幹部マススラマット・ビンカスタリが先月27日に拘束施設を脱走してから約1ヶ月となる。この間厳重な体制で捜査しているに違いないが、全く手がかりがあったとわ発表されておらず、全くの消息不明だ。

シンガポールは小さな島国で、情報統制、一党独裁、管理者会、インテリジェントな防衛体制という一面をもち、そう簡単に逃げおおせるものではないと思われる。彼がトイレの格子窓を破ってからその後どこへ消えたのだろう。

それから気になるのは平和ぼけ?とも思える国民のシニカルな様子。脱走を許した政府の失態に苦笑しながらも「でも大丈夫だろう」という政府と与党に対する絶対的な信頼や、一人が逃げたとはいえたいしたことが出来るわけではない、といった希望的安心感がそういう表情を見せるのかもしれない。

もちろん、どう転んでも政権交代が実現することはないし、信頼に値する野党を国民が育ててくることができなかった事情を考えると、選択肢のない現状では現政権にたいする疑問をもたない無条件の信頼と他政党への諦観と現実逃避と面倒臭さがあいまざった横顔となるのだろう。

この脱走があった数日後、シンガポール人の友人からジョークを転送するチェーンメールが送られてきた。そのメールに添付されてきた写真はここでもみることができる。

これは全くの空想の域をでないのだが、もしかしたら今回の脱走は本当は脱走ではなく、ジェマ・イスラミアとシンガポール政府が地下で取引を行ったか、もしかしたら、何らかの理由で獄中死したのを隠そうとしているのかもしれないと考えてみたりしている。  
Posted by 岩田 弘志 Hiroshi Iwata at 18:25Comments(0)その他