2008年04月02日

A380がシンガポール‐成田線に就航

50955.jpgシンガポール航空は5月20日より総2階建て大型旅客機 A380をシンガポール-成田線に投入する。便名はSQ638/637。シンガポール-シドニー線、シンガポール-ロンドン線に続く3線目となる。

シンガポール航空は A380の広い空間を贅沢に使い、エコノミー席ビジネス席とも余裕を持たせ、そして新たにファーストクラスを超えるカテゴリのスイートクラスを設定している。スイートクラスは天井が空いた状態の個室で、席とベッドが別につき、23インチのテレビも付属している。(写真は2月22日、シンガポール・エア・ショウで撮影)CAによるベッドのターンダウンサービスも行われ、サービスも価格もスイートといった内容。でも飛ばなければ狭いビジネスホテルではないかとちょっと思える(笑)のだが、価値の考え方は人それぞれだし、自分自身、価格を抜きにして考えれば利用してみたいと思う。

シンガポール航空運営 A380専用のサイトをみてみよう。機内の快適空間がよく表現されている。

HTTP://WWW.A380.SINGAPOREAIR.COM/CONTENT/AIRCRAFT/INDEX.HTML?SUBNAV=COMPARISONS

さて、このスイートクラスの席はもうすくhttp://sacas.net/index.html" Target="_blank">赤坂サカスで公開されるだろう。4月15-21の期間、シンガポール航空は同地で A380関連のイベントを企画しており、間違いなくスイート席が展示されるものと思われる。興味のある人は是非でかけるといい。

近年、シンガポール・チャンギ空港に乗り入れている格安航空会社が増えているが、シンガポール航空は既存の航空会社に率先して、利便性を高め、高級志向を追求していっている。

安さと手軽さは格安航空会社のものに、利便性、わくわく感、安心といったものはシンガポール航空へといった感じだ。

また、近隣諸国への旅行または乗り継ぎの旅行は格安航空会社のもの、長距離はラグジュアリーな航空会社のものとなっていく可能性がある。

さて、ほかの既存の航空会社はどういう戦略をたてているのかが少々気になる。
中途半端な価格決定とサービスのカテゴライズをしていると、二極化するニーズの間でビジネスチャンスが失われていくのではないかと思う。

また、ユーザーに取ってはチョイスが増えていくことになる。
片道を格安で、そして片道を豪華にといったチョイスもできるようになるだろう。


追記: A380内をすべてエコノミー席にすれば、850人座れるところ、シンガポール航空は471人分の座席を確保するデザインにしたという記事が散見されるが、全席エコノミー席の A380は想像したくないなぁ。すし詰めの集団疎開か出稼ぎバスを想像させるよ。奥に座ったらなかなか降りられなさそうだし。  
Posted by 岩田 弘志 Hiroshi Iwata at 16:47Comments(0)Machikado Business