2006年09月23日

NHKワールドプレミアの”Cool Japan”を見て

 つい先ほどNHKを視聴していたら鴻上尚史氏が司会を務める”Cool Japan”という番組が放送されていたので見入ってしまった。
 日本では衛星放送で流れるこの番組は毎回外国人を5−6名読んで世界に紹介出来るCoolなJapanを特集しよう、という主旨のもの。
 今回は”癒し”がテーマで紹介されたものは全部で4つでした。

 この4つについてシンガポールで対応するシンガポール発のもの、もしくは根付いているもの、それから日本からそのものが進出している度合いを見てみたいと思います。

 最初に紹介されたのは 高級自動マッサージチェア。

 シンガポールでは地元企業OSIMというのがあり、東南アジアエリアでかなり有名です。日本企業の進出度合いはほとんどゼロ。ただし技術供与などをして表にブランド名など出ていないという事も考えられます。OSIMの競合企業としてOGAWAというのがありますが、日本で無名のところをみるとおそらく日本風の名前を語ったローカル企業だと思われます。

 次に紹介されたのは スーパー銭湯。

 当地には日本で言えばサウナの様な男性専用の施設は街のそこここにあります。日本のサウナと同じようにある種のけだるさを伴うもので、健康さだけを抽出して拡大した”スーパー銭湯”の様なものはさっぱりありません。
 さて当地の人が他人と一緒に裸になれるかどうか、ここが進出出来るかどうかの条件の一つでしょう。

 3つ目に紹介されたのは “癒し系のぬいぐるみ”

 最初に画面に出たのはHello-Kittyでしたが、すぐにリラックマや たれぱんだが登場。なかなか海外にはこんな だれっ とした表情のぬいぐるみは無いそうですが、さてシンガポールでは如何でしょう。

 サンリオのキャラ、なかなか受けています。半年ほど前にNgee Ann Cityでサンリオフェアが行われていたのですが大流行。
 シンガポール発の国際的人気キャラクターは全然無いですね。
 やっぱり遊び心が洗練されていないとこういったものを商品化するのは難しいのかもしれません。シンガポール発の国際的キャラクター、今後登場することに期待したいです。

 そして最後に紹介されたのが”日本庭園”。西洋は直線を使い空間をコントロールしようとするのに比較して、日本の庭園は曲線をふんだんに使い、自然を再現しようとするとか。

 日本庭園はJurongにあるチャイニーズガーデンに隣接して建てられています。シンガポール式と敢えていうならばボタニックガーデンがそうでしょうか。博物学的な配置でトロピカルな植物が置かれていてそれぞれに名札が付けられていて、植民地風と呼んでいいかもしれません。
 日本式庭園は国際化しやすいですが、植民地風はちょっと難しいかもしれません。
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Posted by 岩田 弘志 Hiroshi Iwata at 03:08│Comments(4)日本発ビジネス考察
この記事へのコメント

あしあとより拝見させていただきました。
頑張っていらっしゃるようでこちらも励みになります。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 親子で疲れを癒すヘッド マッサージ エステ/赤ちゃん・幼児も大歓迎 at 2006年09月24日 09:59

スーパー銭湯って、世界中にマーケットがあるのでは、と思ったら、あにはからんや、Westernersは、公衆浴場で裸になるということに、とても抵抗があり、ヨーロッパ中にスーパー銭湯を! というのは無理みたいですね。
シンガポールがそのあたりどうなのか、興味深いですね!
Posted by Ichiro at 2006年09月25日 10:17

ヨーロッパにあるビーチでは裸で過ごしてません? 水着着用になるんでしょうね。アジア圏は宗教的に女性は駄目そう〜。
Posted by tomoko at 2006年09月25日 11:50

Ichiroさん、

タイ人の出演者はやはり裸になることはないとのことで、
お姉さんの裸も知らないそうですよ。

仏教の勢力圏内で別にムスリムでもないのにでしょうね。

tomokoさん、

塩野七生さんのローマ人の物語ではハドリアヌス帝の時代まで公衆浴場は混浴だったようです。
Posted by 岩田 弘志 at 2006年10月13日 00:51
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